2013年4月アーカイブ

人間でもヨーロッパから輸入したミネラルウォーターを飲んでおなかを下したりする場合があります。これはなぜでしょうか?そして、これはペットの体でも同様のことが起こりえます。ペット 水を与える際にこの点について留意するべきでしょう。

・ミネラルウォーター 軟水と硬水、それぞれの用途

ミネラルウォーターには、軟水と硬水の2種類があります。ところで、どうして硬水を飲むと、多くの人が下痢を起こすかを知っていますか?

硬 水には軟水以上に多くのマグネシウムを含有していますが、このマグネシウムは便秘時の下剤として病院で処方される薬の主要な成分の一つなのです。そういう 理由で、硬水を飲むと、お腹を壊してしまいやすいのですね。日本以外の国では、硬水が出る土地が多いと言われています。旅行にいく事があれば、日本からミ ネラルウォーターを持参するのも一つの手でしょう。

しかし、そんな飲んでしまうと困ったちゃんな、硬水ですが、ちゃんと使い道が存在します。それは調理においてで、硬水には、肉の臭みを抑えたり、アク汁を取りやすくします。ですから、硬水は洋風ダシをとったり、肉を使った煮物や鍋物に適しているのです。

ま た、コーヒーの定番エスプレッソの場合は、却って苦みや渋みが抑えられ、まろやかになります。それから、硬水にはミネラル分が豊富ですので、スポーツ後、 汗と一緒に失われた水分とミネラル補給に最適です。他にも、妊婦さんの栄養補給や、便秘の解消(いうまでもなく腹を下すから、、)等にも役立つのです。

また、ミネラルは代謝にも影響していますから、痩せやすい体を造るのにも効果的です。このように、一見使い道の無さそうな、硬水ですが、賢く使い分ける事で、調理から健康維持までに幅広く使用できます。

ペットの水選びに欠かせない基礎知識としてお水の【硬度】があります。ペット 水を選ぶ際に絶対に避けたいのは硬度の高いお水です。これは腎臓の働きに関係があります。ミネラルたっぷりのドッグフードやキャットフードを食べている犬や猫にさらにミネラルたっぷりのお水を与えたら健康上よくないという話です。

・ミネラルウォーター 軟水と硬水

ミネラルウォーターには、カルシウムやマグネシウム等のミネラル分(無機塩類)が含まれています。ミネラル成分の量の多さを表すのに使われる指標が「硬度」です。

この硬度を基準にして、硬度が一定基準よりも高いもの(=ミネラル分が多いもの)を硬水と呼びます。それとは逆に、硬度が一定基準より低いものを軟水と言っているのです。硬度を表す方法は、各国で異なっています。

日本とアメリカではカルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム量に置き換えたものを硬度としています。その基準は1L当たり1?です。ですから、硬度は カルシウム、マグネシウム自体の量を表しているのではありません。これを計算式で表すと、一般に以下のような式を用いて計算します。

硬度[?/l]=(カルシウム量[?/l]×2・5)+(マグネシウム量[?/l]×4)

これを具体的に言うならば、市販のミネラルウォーターには、100ml当たりに含まれるカルシウム、マグネシウムの量が表示されています。これをカルシウム25倍、マグネシウム40倍を合算すれば、ほぼ日本で言う所の硬度に相当します。

WHOの基準では、これらの塩類の量を炭酸カルシウムに換算したアメリカ硬度(mg/L)で計算します。そして、0?60のものを軟水、120?180のものを硬水、180以上のものを非常な硬水というように決められています。

ウォーターサーバーで提供されるお水のほとんどは飲みやすい軟水です。飲み比べてみれば分かりますが軟水と硬水では驚くほど飲んだ感じが違います。コントレックスなどは硬水の代名詞といえそうです。

かつて日本の水道水は世界一安全なんていう話を聞いたこともありましたが、今ではそれに同意する人はかなり減っているのではないかと個人的には思います。確かに相対的に見れば諸外国よりも水道水の質は高いだろうと推察されますが、震災の影響によって放射性物質がばら撒かれて水道水の安全性も手放しで同意できるような状況ではありません。ペットだって人間と同じ動物です。ペット 水も水道水を与えるのをためらってしまう人も多いと聞きます。

・日本(都市部)の水事情

近年は、世界的にみれば、比較的水事情の良い と思われていた日本国内でも都市部では水道水の問題が存在します。大都市圏の水道水は、水源の有機物系の臭いや、水道配管の錆、さらには消毒の為の塩素の 臭いやトリハロメタンの危険性等、水質に問題があると感じる消費者も増えています。

言うまでもなく、ミネラルウォーターは、このような地域を中心に売り上げを伸ばす傾向にあります。コンビニエンスストアでは、ミネラルウォーターのブースが出来る程に種類が豊富です。また、ミネラルウォーターを元に製造されている氷も見受けられます。

し かし、ミネラルウォーターは、水質基準の認定項目が、水道水よりも少なくなっているのが現状です。つまり、安全基準の設定が、水道水よりも緩いという事な のです。横浜市の衛生研究所が国内で流通しているミネラルウォーターを調査した結果、一部のミネラルウォーターからは、ホルムアルデヒドのような発ガン性 物質も検出されたとの事です。そのような事実からもウォーターサーバーの需要の増加の一端が伺えます。

その数値は、同市の水道水の基準値 の80倍という高濃度であったとのことです。この基準でも、人体には直接影響がないという事ではありますが、気になる結果ではあります。全てのミネラル ウォーターがそうであるという訳ではありませんが、言葉の持つイメージに惑わされず飲料水を選ぶ必要はありそうです。

業種や、職種によっては海外に転勤や長期出張なんてことも珍しくはありません。そんな時、長年連れ添っているペットが悩みの種になるなんてこともあるかもしれません。家族や知人・友人に預けるという方法もあるでしょう。いやいやペットは大事な家族だから一緒に連れて行くよ、という人が多いのではないでしょうか。そうなると渡航先での食事や水が気になるところ。ペット 水にもケアが必要です。特にヨーロッパのお水はミネラルがとても豊富なお水が多いようです。

・ヨーロッパの水事情

ミネラルウォーターは、当初、地下水などの硬度が高すぎて飲料水に不向きなヨーロッパを中心に生まれました。欧米には、飲用に適する上水道と排水を流す下水の他に、入浴や洗濯に用いられる生活用水を供給する中水道が存在します。

そればかりでなく、上水道であっても高度が高い為に、味の悪い水しか出ない地域もあります。イギリスのロンドンが、その典型的な場所です。上水道を沸かすやかんや、お湯を沸かすボイラーの内側にも、カルシウムやマグネシウムの結晶がビッシリ着くそうです。

このような事情から、都市部を中心に、美味しい水を求める需要が昔からありました。そればかりでなく、ミネラルウォーターには安全、美味しいのイメージもあり、全世界に普及しています。

ミ ネラルウォーターのイメージから、無機質(ミネラル)が入っているというイメージを持たれる方もいます。ですが、ミネラルウォーターに関して言うとミネラ ルについての特別な品質規定はありません。従って、ミネラル成分が一切入っていなくても、ミネラルウォーターという商標も存在できるわけです。

で すから、ミネラルウォーターだから、ミネラルが摂取できるだろうと考えて多量に摂取しても全く意味がないということもあり得ます。基本的には水ですから過 剰に摂取すれば尿として排泄されますし、尿と一緒にミネラルも排出されることになります。ですから、ミネラルを摂るという意図をもってミネラルウォーター を購入するのはお勧めできません。

また、猫や犬に代表されるペットなどの動物はミネラルを処理できる能力が人間とは違うので腎臓などの内臓に多大なストレスをかけてしまうことになりかねませんから注意が必要です。

ペットの水というと最初に思いつくのはミネラルウォーターという人も多いのではないでしょうか。震災後の東日本では、水道水を飲む人が減ってバカ売れしているのはミネラルウォーターです。ペットにもミネラルウォーターを与える人も増えているようです。でも、そもそもミネラルウォーターってどんなお水のことなんでしょうか。犬や猫もミネラルウォーターを飲んでも平気なのか、というペット 水に関する根本的な疑問も湧いてきます。

・ミネラルウォーターの定義

ミネラルウォーターの定義というものがある事をご存じですか?実は、容器入りの飲料水の内、地下水を原水とするものがミネラルウォーターなのです。そんなわけで、ミネラルウォーターは2種類に分かれます。

原水の成分に無機塩添加などの調整を行っていないものはナチュラルウォーター、或いはナチュラルミネラルウォーターと呼びます。

一方で、原水が地下水でないものは、ボトルドウォーターと読んでいます。

これは、適当な呼び名ではなく、農林水産省がガイドラインを定めているので正式な区分という事になります。さて、このミネラルウォーターの日本国内における生産量ですが、1位は山梨県で、34%を占めています。

流石は、富士山のお膝元、山梨県、湧水も多いようですね。第2位は、静岡県で14%、ここもお茶の名産地で水はキレイなイメージですね。第3位は鳥取県となっています。(2009年調べ)

こ のミネラルウォーター、もともとは硬水が多く、水が悪いヨーロッパで販売されました。キレイな湧水が出る地域の水を瓶詰めにして、売り出したのが最初だっ たという事です。しかし、美味しい水を飲みたいという欲求は、水道水の普及した地域にも広まり、現在ではウォーターサーバーやペットボトルなど形態は様々 ですが、世界中で販売されています。

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