ペットの水を考察するのに必要な知識 その2

業種や、職種によっては海外に転勤や長期出張なんてことも珍しくはありません。そんな時、長年連れ添っているペットが悩みの種になるなんてこともあるかもしれません。家族や知人・友人に預けるという方法もあるでしょう。いやいやペットは大事な家族だから一緒に連れて行くよ、という人が多いのではないでしょうか。そうなると渡航先での食事や水が気になるところ。ペット 水にもケアが必要です。特にヨーロッパのお水はミネラルがとても豊富なお水が多いようです。

・ヨーロッパの水事情

ミネラルウォーターは、当初、地下水などの硬度が高すぎて飲料水に不向きなヨーロッパを中心に生まれました。欧米には、飲用に適する上水道と排水を流す下水の他に、入浴や洗濯に用いられる生活用水を供給する中水道が存在します。

そればかりでなく、上水道であっても高度が高い為に、味の悪い水しか出ない地域もあります。イギリスのロンドンが、その典型的な場所です。上水道を沸かすやかんや、お湯を沸かすボイラーの内側にも、カルシウムやマグネシウムの結晶がビッシリ着くそうです。

このような事情から、都市部を中心に、美味しい水を求める需要が昔からありました。そればかりでなく、ミネラルウォーターには安全、美味しいのイメージもあり、全世界に普及しています。

ミ ネラルウォーターのイメージから、無機質(ミネラル)が入っているというイメージを持たれる方もいます。ですが、ミネラルウォーターに関して言うとミネラ ルについての特別な品質規定はありません。従って、ミネラル成分が一切入っていなくても、ミネラルウォーターという商標も存在できるわけです。

で すから、ミネラルウォーターだから、ミネラルが摂取できるだろうと考えて多量に摂取しても全く意味がないということもあり得ます。基本的には水ですから過 剰に摂取すれば尿として排泄されますし、尿と一緒にミネラルも排出されることになります。ですから、ミネラルを摂るという意図をもってミネラルウォーター を購入するのはお勧めできません。

また、猫や犬に代表されるペットなどの動物はミネラルを処理できる能力が人間とは違うので腎臓などの内臓に多大なストレスをかけてしまうことになりかねませんから注意が必要です。

このブログ記事について

このページは、Nickが2013年4月 6日 20:10に書いたブログ記事です。

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